2020年9月16日水曜日

Well come back☆

今年の夏は暑かった。ずっと創作の日々の中冷房かけても暑さに茹だる・・。 でも久しぶりに夏の暑さを感じれてよかったかな。 気付いたらもう9月も半ば。 毎年の旅行も今年は世の中の状況にメンバーが集まれず。 諦めかけていたけどやはりどうしても海が見たくなり(飛び込みたくなり) ウェットスーツまで用意して同じ事を考えていた人と大好きな海へ小旅行。 宿を予約してワクワクしつつ荷物を準備する楽しさよ。 まるで遠足前の小学生気分。 夜型の私には珍しく早起き。3時間バスに揺られてあっという間に到着。 部屋についたら着替えもそこそこに走って海へ。 大きな浮き輪で海に浮かんだ,。 ずっと物作りに没頭してそれはそれで生きがいなんだけど、 海に浮かぶとら体から何かが抜けていき、自分の輪郭がとけていくみたいだ。 なんて平和で幸せなんだろう・・。 人生の事。これからの事。人の事。それに纏わる面倒だと思っていた事。 海につかって身を委ねると本当の事に気付かされる。 そして突然思いだした。 この海は子供の頃、毎年のように家族で海水浴に来ていた海だった。 まだ生きていて元気で若くてかっこよかった父が運転する車で時々いとこたちもいて 民宿に泊まって朝から暗くなるまでずっと海で遊んでた。 そうだった。私はあの頃まだまだ小さな子供で激しい色合いの絵を描いて(時々表彰されたり) 夜になると屋根に登って星ばかり見て、夏休みに海で遊ぶのが大好きなただの子供だった。 (あの頃の自分を思い出しなさい) 浮き輪に揺られていたらそんなメッセージが降りてきた。 大丈夫。余計なものは全て手放そう。 何もかも失くして一人ぼっちになっても大丈夫。 私には私がいる。

2020年6月14日日曜日

切ない気持ち☆

今まで当たり前だった日常はすっかり終わってしまった。
街ゆく人達の顔は大きなマスクで覆われている。 
なんとなく何かに操られている気持ちになるけど日本人らしいマナーでもあるな。
自由を愛する私としてはかなり窮屈な事だけど。


日常が戻ってはきたけどそっとどこか別の次元に移った気もする。
ちょうど1年前何かに急かされるような気持ちになり突然お店を閉めた。
自分の分身だったし、ずっとこのまま小さく守っていくつもりだった。
残念だといまだに言って下さる方や変わらず繋がって下さっている方々の笑顔。
もう一人の私が(なぜ?)と言ってたけどこれが答えと思える今。

お店を閉める少し前から夢中になっていた憧れの世界。
あの時心のままに動いてよかった。
尊敬する愛ある先生のお陰様で嘘みたいに作りたいモノが作れた。
無駄な事なんてなにもなかったという事。


個展が終わって暫くはまさに動けない時間があったけど、その時間に
全ての自分にとって無駄なものが整理できた。
ちょっと❓?と思っていた事から離れるとより大切なものに近付けた。
何かを手に入れる為には何かを手放すという宇宙の法則。
不要なものを手放し、隙間や心のゆとりを作ってそこに来てほしいものを願う。
といつも前向きなのが取り柄の私。


でも、時々昔を思い懐かしくて胸が締め付けられる時がある。
捨てようとしたお気に入りの洋服に刻まれた思い出に
突然腕を掴まれて愕然とする時がある。
ふとかけたCDの曲に1瞬で過去へタイムスリップする時がある。


そんな時は素直にそこに浸っていよう。
誰にも会わずに空を見上げたり海を眺められる奇跡に感謝しながら。








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2020年4月13日月曜日

A journey to the stars☆

連日のネガティブなニュースにさすがの私も落ちてきた。
あいかわらずの引きこもりの日々なので変わらない日常ではあるけど
もしも1年前のあの時でなく今の状況で閉店していたら…と考えると
自分の直観を信じてそれでよかったと今更思う。


そんな時、最近仕事を辞めた友達からの連絡。
彼女の住んでいる地域では誰も感染してなくて(嘘なんでは?)くらいの平和さだとか。
家族も健康で久しぶりの休みを満喫して大掃除や読書、映画鑑賞三昧。
(昭和が戻ってきたようで平和で幸せ)と笑いあった。
聞くところによると勝ち負けに拘ったり、現世利益のみ追求する思考の人は感染しやすいとか。
ふむふむ。心に留めておこう。


インドでは工場閉鎖により、何十年ぶりにヒマラヤがみえたとか。
経済活動が止まり、海水が綺麗になり大気汚染が軽減され
魚や植物は喜んでいるとか。
今は大きな地球の浄化でもあるのだろう。

物事には必ずふたつの意味がある。
positiveとnegative.  悲しみと悦び。繁栄と衰退。愛と無関心。
どちらを選んで進んでいくのか皆が試されているのが今だろう。


生きるために物を作るのでなく、物を作って生きていきたい。
それが誰かの癒しや喜びや活力になるように。


子供の頃大好きだった(銀河鉄道999)の曲。久しぶりにyoutubeで聴いた。
オープニングの鉄郎が空に飛んでいくシーンが印象的で
屋根に登り夜空を見上げ、星ばかり見ていた子供の私と出会ってしまった。
あの曲を聞くと強烈に何かを思い出しそうになる。
懐かしくて仕方ない。

大切なものを見失わないように。
そんな風に言われた気がする。



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2020年2月8日土曜日

202002★

今年初めての寒い日に初雪。
冬はこうでなくてはと暑がりの私には嬉しい天からのギフト。

新しい年になったのに世界は恐怖をまき散らすニュースの嵐。
別の意味での戦争なのか。
こんな時こそ強く強く平和を祈る。
1人の人間がそんな風に平和を祈る。きっと届くはずだ。


平和な今を感謝する。小さな幸せを小さく喜んで。
毎秒浮かんでくる美しいイメージをかたちにする。
それが誰かの小さな癒しになればそれでいい。
そしてあるだけの気持ちを込める。それも届くはずだ。

ある日の夕暮れ。
大切な人のお墓参りを終えて、さぁ帰ろうと立ち上がると
見上げた空に眩しい程の虹。はじまりと終わりがくっきり見えた。
空からありがとうと、(がんばれよ)と言われたような気がして
爽やかな気持ちで30秒泣いた。




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2019年11月24日日曜日

イデアの果て★

今日はとびきり空が澄んでいて風も暖かくて平和で完璧な秋晴れの1日だった。
友達のお誕生日に送る花を選んだお花屋さんがとても親切で帰る時までずっと
笑顔で見送って下さって幸せな気分。
前回もお見舞いにと無理をきいて時間外でも翌日到着の手配をして下さった。
先方にとても喜ばれた事のお礼を伝えた。
どんなに時代が便利になっても出来る限り私は人から物を買おう。


最近、専ら創作活動。やればやるほど限りはなくて。
褒められてもまだまだほとんど納得できなくて。
ひたすら続く創造と破壊。終わらない時間のループの中でほんの1舜
キラリと閃くような感覚がある。
膨大な時間のなかでほんの微かな感覚。
いつもその1瞬を見たくてどこまでも自分と向き合っていく。
もっともっと限りなく無限に輝くモノをつくりたい。



12月19(木)~24(火)の6日間。素敵なギャラリーでLucindaが復活。
期間限定でまた私の好きな空間を作れる。
はじめてお店をOPENした時のあの感覚が懐かしい。
また1からはじめようっと。



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2019年8月23日金曜日

見知らぬ場所★

お店を閉めてからもうすぐ5か月。そして昨日はopenして3周年目だった。
決断の早い私ではあるがここまで変化の多かった1年は珍しい。

少し、足を止めて色んな事を考えてみた。
今までの事、そしてこれからの事。
長年の会社員生活から独立して夢だったお店を持てた。
あの頃は本当に頑張ったな私。そして色んな人達に助けられた。
大好きな父を見送った人生で1番悲しかった日。でも今の方が近くに感じる。
もう進めないかも?という辛い事もあったけど、やはり図太いのか
幸せだった事や泣くほど笑った思い出の方が多い。
これでよし!としよう。


一昨日、、ある映画を観た。
ミーハーではない私が著書を買って何度も読んだりブログを拝見したりしてた
10代の頃から憧れの物凄く綺麗なモデルさんが若くして亡くなった。
その方の旦那様が制作されたドキュメンタリー映画。
彼女の美しさの裏付けが散りばめられた作品だった。
プロとしての自分の心と体のケア、生活の中の小さな悦びを大切にする生き方。
その中であるカメラマンが(昭和の3大美人のひとり)と仰ってた。
まさに、その通り!まだまだ余韻が消えないまま。
決して外側を装うだけでは醸し出せない美しさ、凛として清々しく、美しい人。
ずっと憧れの人。



さあ、ここからどこへ行こうか?
暫くゆっくり休んだからやる気満々。充電完了。
とことん美しいモノを作る。
ずっと作りたかった憧れのモノを創る。

大切な場所を手放してまでも辿り着きたい見知らぬ場所へ。



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2019年4月2日火曜日

Days★

 
 
大切なお店を手放した。
最後の日まで何も考えないようにできるだけ普通に過ごした。
とても寂しいと言って下さる方々への申し訳ない気持ちに
やっぱり続けようか?と何度も思ったりもしたけど
この決断で良かったと未来の私が教えてくれてるようにも思う。


10代の頃からヨーロッパの文化に憧れいつか自分のお店を始めようと
思っていた。服飾専門学校で色々学び、自分の好きなモノを追求し
服飾業界で働きその憧れが徐々に薄れていっても
やはりこの夢を叶えたいという想いだけでここまでこれたのは自分の強さなのか
運の良さなのかはよくわからない。

ヨーロッパのアトリエショップみたいに、近所の人や遠くからの人やとにかく
ゆるいけど活気があってほっとする空間でそこにトキメク物たちがあって・・。
Lucindaというお店はそのイメージに近かったと思う。
もし、自分がこの店の前を通りかかったらファンになって時々覗く。


自分の作るモノ達に大切なお金を使い
さらに愛情をかけて大切にして下さるという悦びに勝るものはない。
本当に幸せな時間だった。
80代の素敵なマダムから教わった人生の教訓や、若い世代から学んだ世の中の事。
この小さな箱の中で紡いだかけがえのない日々たち。

まだまだもっとその先にいって素晴らしいモノを作りたい。
ずっと作りたかった世界を作りたい。
またいつかLucindaの世界をどこかで再現出来たらいいなと思う。


もうすっかりあの場所はなくなったけどなんだか切なくて仕方ない。
これからやる事があって前には進んでいくけど。
好きで好きでどうしようもないのに、離れなくてはならない恋人と別れるみたい。
いつまでもずっと好きなままで時々思い出してまた切なくなるだろう。
私の大切な場所。ありがとう★


 





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